PASONAの法則は1999年に神田昌典氏が提唱した「相手に行動を促す型」として発表された法則です。発表から17年後「新PASONAの法則」としてリニューアルしました。
この記事では「新PASONAの法則」について解説します。更に文章の書き方とコツもお伝えします。是非、最後まで読んでくださいね。
新PASONAの法則
新PASONAの法則は、冒頭でも少し触れたのですが日本の有名なマーケターの神田昌典氏が提唱した法則です。セールスライティングの型として、日本でも多くの人が使っている型になります。型の構成は「P」・「A」・「S」・「O」・「N」・「A」6つの単語の頭文字で構築されています。それぞれの単語は次の通りです。
Problem : 問題
最初に、お客さまが抱えている悩みや問題を明確にする事が目的です。なぜ、お客さまの悩みや問題を明確にするのかと言うと、お客様自身が気づいていない場合があるからです。
Affinity : 親近感
この項で、あなたも読者と似た体験をしたことがあると伝えます。似た体験を伝えることで、読者はあなたに親近感を抱きます。
Solution : 解決策
この項で、解決策がある事を伝えます。この段階では解決策の内容は触れずに、解決する方法がある事だけを伝えてください。
Offer : 提案
ここで、商品名から伝えます。続いて商品の「特徴」・「使い方」・「メリット」・「デメリット」・「ベネフィット」・「あなたの感想」・「あなたが出来る全てのオファー(提案)」まで伝えてください。
Narrowing down : 絞り込み
この項では、読者(お客さま・見込み客など)に「今すぐ買わないと・・・」と感じてもらう為の文章を書きます。
Action : 行動
この項で、読者が次にする行動を詳しく伝えます。分かりやすく言うと、購入方法や支払い方法ですね。新PASONAの法則で書き進めていくと、この段階で読者は購入(行動)してくれます。
旧PASONAの法則との違い
旧PASONAの法則との違いは「A」の部分です。新PASONAの法則では「Affinity : 親近感」で、読者との距離を縮めるスタイルでした。旧では「Agitation:扇動」での解説でした。
扇動とは、「人の気持ちを煽り立てて行動するように仕向けること」です。当時は、この形でも問題無かったのだと思います。でも、今の時代は変に煽ると、お客さまを逃げてしまいます。
煽るよりも、親近感を出すことで読者との距離を縮める方が、今の時代にあったアプローチだと感じています。この辺りの修正が出来ているのは流石です。古い型は時代遅れだの使えないだの・・・否定的な意見をよく目にします。
新PASONAの法則は今の時代でも充分、通用する型なのであなたもこの機会に試してくださいね。
新PASONAの法則の学び方
新PASONAの法則は神田昌典氏の本から学べます。専用の本も出版されているので、機会があれば読んでみてくださいね。
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今回のまとめ
今回は「新PASONAの法則~相手に行動を促すライティングの型~」をテーマに解説しました。併せて例文を交えて書き方とコツもお伝えしました。いかがでしたか?
新PASONAの法則は、今でも多くの方が使っているライティングの型です。過度な売り込みが不要の型なので、ブログ初心者でも使いやすいのでお勧めです。
ライティングの型ですが、いきなり上手く書けないので早速、今日から新PASONAの法則を学びながら書いてみてくださいね。文章は書けば書くほど、上手くなります。今でも通用うる型なのでお勧めしておきますね。
編集後記
僕が、新PASONAの法則を学んだのは3年前でした。当時は全く書けなかったのですが、繰り返し書くことで少しずつ文章らしくなったのは今でも覚えています。
文章の型はたくさんあるので、複数の型を使った記事戦略も考えられます。この辺りの楽しさはブログならではですね。これからもライティングを学びながらブログを書いていきます。このページをご覧のあなたも早速、今日から新PASONAの法則を試してくださいね。
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